道の駅230ルスツがリニューアル!おすすめメニューと周辺スポットをご紹介

北海道は留寿都(るすつ)村、国道230号線沿いにある「道の駅230ルスツ」をご存知ですか?2025年4月にリニューアルオープンした道の駅230ルスツは、地域と観光客をつなぐ拠点として生まれ変わり、訪れる楽しみがさらに広がりました。

この記事では、道の駅230ルスツの基本情報と、おすすめメニューをご紹介します。周辺のおすすめスポットもあわせて紹介するので、留寿都エリアへお出かけの際はぜひ参考にしてみてください!

道の駅230ルスツとは?

道の駅230ルスツ

画像引用元: 道の駅230ルスツ|@Press

それではさっそく、道の駅230ルスツの基本情報と、リニューアル後のテーマについて見ていきましょう!

道の駅230ルスツの基本情報

所在地北海道虻田郡留寿都村字留寿都127-191
GoogleマップRoadside station 230Rusutsu
アクセス国道230号沿い
札幌駅から車で90分
休館日年末年始(12月31日~1月4日)
開館時間9:00~18:00(4月~10月)
9:00~17:00(11月~3月)
駐車場大型:18台
普通車:73台
公式サイト北の道の駅|北海道の道の駅総合サイト

道の駅230ルスツのテーマ

道の駅230ルスツは、「豊かさのはじまり。」をテーマに掲げ、地域と訪れる人々をつなぐ場所として2025年4月18日にリニューアルしました。

リニューアル後の取り組みとして特に注目したいのが、尻別岳の麓で育まれたルスツ野菜を全国・世界に向けて発信する取り組み。野菜の調理例や説明、農家さんの想いが展示されていて、野菜の価値を再発見できます。また「発酵」をキーワードに、素材の味を引き出す調味料なども充実しています。

さらに、北海道内で展開するデジタル地域通貨「EZOCAポイント」も導入され、地域還元型の経済を支える拠点としても期待できるスポットです。

道の駅230ルスツの人気メニュー

ここでは、道の駅230ルスツの人気メニューをご紹介します。留寿都産の新鮮野菜も紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

※残念ながら、道の駅230ルスツで人気だった「天然酵母熟成ルスツ ピザドゥ」は、リニューアルに伴い閉店いたしました。新しく、苫小牧市で営業を再開する予定です!

ルスツ羊蹄ぶたのヒレカツサンド

ルスツ羊蹄ぶたのヒレカツサンド

画像引用元:ルスツ羊蹄ぶた 道の駅230ルスツ店のヒレカツサンド | HPA 北海道養豚生産者協会

ルスツ羊蹄ぶた 道の駅230ルスツ店で提供されているヒレカツサンドも、外せない一品です。メニューには、留寿都のブランド豚「ルスツ羊蹄ぶた」を使用しています。

オレイン酸を多く含むルスツ羊蹄ぶたは、やわらかい肉質と甘みのある脂身が特徴。そんなルスツ羊蹄ぶたのヒレ肉を2枚重ねたボリューム満点のサンドイッチは、ジューシーな味わいとサクッとした衣の食感が絶妙で、テイクアウトグルメとしても大人気です。

さらに、野菜がたっぷり入った具だくさんの豚汁もおすすめ。地元野菜とルスツ羊蹄ぶたのうま味がぎゅっと詰まっており、体の芯から温まる優しい味わいです。

留寿都村の名物「梅屋」のみそまんじゅう

留寿都村の名物「梅屋」のみそまんじゅう

画像引用元:梅屋の「みそまんじゅう」| HOKKAIDO TRAVEL NAVI

道の駅230ルスツを訪れたら、ぜひ味わっていただきたいのが、地元の老舗「梅屋」が手がける「みそまんじゅう」です。創業から100年近く、変わらぬ製法で作り続けられてきた伝統の味は、今や留寿都村の名物として愛されています。

ひと口頬ばれば、ふっくらもちもちの生地に黒糖のやさしい甘さが広がり、中には十勝産小豆の上品なこしあんがぎっしり。シンプルながらも深みのある味わいで、世代を問わずファンが多いのも納得です。

添加物を一切使用していないため、賞味期限はたったの3日。だからこそ感じられる、できたての素朴なおいしさが魅力です。

そんなみそまんじゅうが手に入るのは、「梅屋」の店舗と道の駅230ルスツの2か所だけ。道の駅230ルスツを訪れたら、忘れずゲットしてください!

留寿都村の新鮮野菜

画像引用元:道の駅230ルスツ直売所 | 北海道留寿都村公式サイト

メニューではありませんが、留寿都産の新鮮野菜も見逃せません。道の駅230ルスツの直売所には、地元農家さんが丹精込めて育てた旬の野菜がずらりと並びます。

朝採れの新鮮野菜は、彩りも味わいも格別。アスパラや馬鈴しょ、ながいもやスイートコーンなど、季節によって登場する品目が変わるのも楽しみのひとつです。

商品棚には、野菜の説明やおすすめの食べ方も紹介されており、料理のヒントにもなります。また、生産者の顔が見えるのも、直売所ならではの魅力です。

豊かな自然と清らかな水、肥沃な土壌に恵まれた留寿都の大地が育む「留寿都ブランド野菜」。旅の思い出に、ご自宅用にもぜひ手に取ってみてください!

【留寿都の特産品一覧】

農産物収穫期ひとことメモ
馬鈴しょ7月下旬~9月中旬人気ブランド「キタアカリ」はソフトな甘み
アスパラガス5月中旬~6月中旬高原の冷涼な気候で、歯ごたえと甘さのあるアスパラに
大根6月下旬~10月中旬出荷数は全道一
朝晩の露で、みずみずしく白肌が美しい大根に
ながいも4月下旬~5月下旬昼夜の寒暖差により粘りと甘みが強いながいもに
スイートコーン8月中旬~9月中旬人気ブランドは「味来」
甘みが強く皮がやわらかい

道の駅230ルスツ周辺のおすすめスポット

道の駅230ルスツは、ニセコ町から洞爺湖の中間地点にあります。

ここでは、道の駅230ルスツを中心に、周辺のおすすめスポットをご紹介するのでドライブ旅行の参考にしてみてください。

ルスツふるさと公園

ルスツふるさと公園

画像引用元:ルスツふるさと公園 | 北海道留寿都村公式サイト

最初にご紹介するのは、道の駅230ルスツのすぐ裏手に広がる「ルスツふるさと公園」です。園内の「わんぱく広場」には、すべり台やアスレチック遊具が揃っており、小さなお子さま連れのファミリーに大人気です。

また、原生林を活かした「自然林体験通路」では、森林浴を楽しみながら散策ができ、自然の豊かさを五感で感じられます。季節ごとに色とりどりの花が咲く「フラワー園」も見逃せません。さらに、デイキャンプが可能な広場や、ワンちゃんと一緒に遊べるドッグランも完備されています。

道の駅でテイクアウトした留寿都グルメで、まったりピクニックするのもおすすめですよ。

所在地北海道虻田郡留寿都村留寿都127-4
GoogleマップRusutsu Furusato Park
公式サイト北海道留寿都村公式サイト

ルスツリゾート

ルスツリゾート

画像引用元:ルスツ温泉・ことぶきの湯|北海道ルスツリゾート公式サイト

2番目にご紹介するのは、道の駅230ルスツから車で約3分の場所にある「ルスツリゾート」です。

広大な敷地内には、遊園地・スキー場・ゴルフ場・宿泊施設まで揃い、季節を問わず楽しめるレジャーランドとして人気を集めています。宿泊施設内にある「ルスツ温泉」や「ことぶきの湯」では日帰り入浴も楽しめますよ。

所在地北海道虻田郡留寿都村字泉川13
GoogleマップRusutsu Resort
公式サイト北海道ルスツリゾート公式サイト

羊蹄山(蝦夷富士)

羊蹄山(蝦夷富士)

画像引用元:羊蹄山(蝦夷富士)|北海道の観光・旅行情報サイト HOKKAIDO LOVE!

留寿都村の東隣にそびえる標高1,898mの成層火山「羊蹄山」は、その美しい円錐形のシルエットから「蝦夷富士(えぞふじ)」と呼ばれ、地域のシンボルとして親しまれています。

道の駅230ルスツは、この羊蹄山を望む絶景ポイントにあり、晴れた日には駐車場からも堂々とした山容を見られます。夏は青空と緑の大地、冬は真っ白な雪景色とのコントラストが見事で、写真映えもばっちりです。

羊蹄山は、4つの登山ルートがあり、夏季になると多くの登山者が訪れます。山頂から見渡せる、日本海と太平洋の大パノラマは絶景です。

洞爺湖温泉

洞爺湖温泉

画像引用元:洞爺湖ロングラン花火大会 | 洞爺湖 鶴雅リゾート 洸の謌公式サイト

道の駅230ルスツから、国道230号を南西へ車で約20〜30分進むと「洞爺湖(とうやこ)」に到着します。湖畔には温泉街や遊覧船乗り場、足湯や散策路も整備されており、家族連れやカップルで楽しめる観光スポットとなっています。

特に注目したいのが、毎年4月下旬から10月末まで、なんと毎晩開催される「洞爺湖ロングラン花火大会」。温泉につかりながらや湖畔のベンチから、約20分間にわたって打ち上がる色とりどりの花火を眺める、洞爺湖ならではの体験ができますよ!

まとめ

留寿都の魅力がぎゅっと詰まった「道の駅230ルスツ」。新鮮な地元野菜やご当地グルメが集結し、リニューアル後、ますます魅力的な存在になっています。

道の駅でのお買い物やお食事を楽しんだあとは、周辺スポットにも足を伸ばしてみてください。羊蹄山の絶景や洞爺湖の温泉・花火大会など、この地でしか出会えない景色と体験が、心に残る旅の一幕になるでしょう。

北海道旅行でニセコ町や洞爺湖を訪れた際には、ぜひ道の駅230ルスツに立ち寄ってみてください!

地域と訪れた人々をつなぐ拠点、道の駅230ルスツでの出会いが、素敵な旅の思い出になりますように!

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