くしろ港まつり

くしろ港まつりとは?まつりの歴史から2025年の日程までご紹介!

北海道三大港まつりのひとつ「くしろ港まつり」が、2025年も開催されます!大漁ばやしパレードや音楽パレードなど、市民が主役となる華やかなイベントが街を彩り、会場には釧路グルメが楽しめる屋台もずらりと並びます。

この記事では、くしろ港まつりの歴史や2025年の開催スケジュールをはじめ、見どころや屋台情報、さらに周辺のおすすめ観光スポットまでたっぷりとご紹介。

まつりに参加する予定の方はもちろん、釧路観光を検討中の方にもお役立ていただけると嬉しいです。

くしろ港まつりの歴史

くしろ港まつりの歴史

画像引用元:釧路の夏のビッグイベント「くしろ港まつり」のルーツや見どころは?│北海道ファンマガジン

釧路港まつりは、1948年(昭和23年)に釧路港の開港50周年を記念して初開催された「釧路港開港50年港まつり」が起源です。戦後間もない時期に港の節目を祝い、港町・釧路の復興と発展を祈念した催しとしてスタートしました。

第1回から数えて、2025年で78回目を迎えるくしろ港まつり。伝統ある祭典として、長年釧路市民に愛されてきた、釧路の夏を代表するイベントです。

【2025年】くしろ港まつりのスケジュール

くしろ港まつりは、例年、8月の第1金曜日から3日間行われます。2025年の大まかなスケジュールが発表されましたので、ご紹介いたします。

日程行事開催場所
8月1日(金)11:30~12:00記念式典三吉神社
8月1日(金)19:00~20:00大漁ばやしパレード耐震岸壁パレードエリア
8月2日(土)15:00~16:00市民踊りパレード北大通り
8月3日(日)13:00~16:00音楽パレード北大通り

パレードの他にも、例年、「釧路港舟漕ぎ大会」「巡視船そうやの体験航海」「釧路川の渡し舟」など、魅力的なイベントが盛りだくさんです。

正式な日程は今後の公式発表でご確認ください。

公式発表はくしろ港まつり公式 Facebookから。

くしろ港まつりの見どころ

ここからは、くしろ港まつりの見どころである、3大パレード・屋台グルメ・花火大会の3つについてご紹介します。

3大パレード

くしろ港まつりの見どころとして、最初にご紹介するのは、まつりのメインイベントでもある3大パレードです。大漁ばやしパレード・市民踊りパレード・音楽パレード、それぞれ特色が異なるパレードの魅力に迫ります。

大漁ばやしパレード

画像引用元:くしろ港まつりFacebook

くしろ港まつりの幕開けを飾るのが、初日の夜に行われる「大漁ばやしパレード」です。 漁船を模した華やかな山車を引きながら、参加者たちがパレードエリアを駆け抜けます。

パレードが始まると、太鼓の音や掛け声、山車の明かりが相まって、港町・釧路が一気に活気に包まれます。大漁祈願の思いが込められたパレードで、迫力満点のひとときをお楽しみください!

市民踊りパレード

市民踊りパレード

画像引用元:釧路・北大通 5年ぶり市民踊りパレード 港まつり:北海道新聞デジタル

くしろ港まつりの2日目を彩るのが「市民踊りパレード」です。釧路市内外から集まった参加者たちが、色とりどりの浴衣姿で北大通りを踊り歩きます。2024年には5年ぶりの開催となり、約1,200人が参加する盛大なパレードとなりました。

踊られるのは「新港まつり音頭」「釧路魚河魚音頭」「イイッショくしろ」の3曲。音楽にあわせて一糸乱れぬ踊りが披露され、沿道は華やかな雰囲気に包まれます。

音楽パレード

画像引用元:待ってた演奏 北大通に響く くしろ港まつり閉幕:北海道新聞デジタル

くしろ港まつりのフィナーレを飾るのが、最終日に開催される「音楽パレード」です。釧路市内の中学校・高校の吹奏楽部や地元の音楽団体が、カラフルなユニフォームに身を包み、演奏しながら北大通りを進みます。

この日は、子どもたちが日頃の練習の成果を発揮する晴れ舞台。真剣な表情で演奏する姿に、見ている者の心も自然と温かくなります。

釧路の街に音楽が響きわたる、迫力と感動に満ちたパレードをお楽しみください。

屋台グルメ

バラエティ豊かな屋台グルメも、くしろ港まつりの楽しみの1つです。会場には約100店もの屋台が立ち並び、香ばしい匂いと活気に包まれます。

くしろ港まつりを訪れたなら、定番メニューだけではなく、釧路ならではのグルメをぜひお楽しみください!海鮮丼や炉端焼き、ザンギなど、美味しいご当地グルメがずらりと並びます。

釧路ならではの屋台グルメ「フレンチドッグ」もお忘れなく。アメリカンドッグに、ケチャップではなく砂糖をまぶして食べるスタイルで、甘さとしょっぱさの絶妙なバランスがクセになる美味しさです。ぜひチャレンジしてみてくださいね!

花火大会

現在、くしろ港まつりでは大規模な花火大会は行われていませんが、初日夜の大漁ばやしパレードのフィナーレで、約500発の小規模な打ち上げ花火が予定されています。

以前は「道新花火大会」が祭り期間中に開催されていましたが、2003年で終了し、現在は9月開催の別イベント「釧路大漁どんぱく」に引き継がれています。

おすすめの観覧スポットは、耐震旅客船ターミナル周辺、フィッシャーマンズワーフMOO周辺、幣舞橋の上、釧路川沿いの両岸などです。幣舞橋からは川面に映る花火が見られ、写真映えも抜群です。

くしろ港まつりのアクセスと交通情報

最寄り駅であるJR釧路駅から、パレード会場までは徒歩約9分。端まで行っても、徒歩15分程しかかかりません。

また、まつり期間限定で販売される「路線バス1日フリー乗車券」も便利でお得です。大人は1人900円、小学生以下は無料で、釧路市内(阿寒町、音別町は除く)で自由に乗り降りできます。

自家用車で向かう場合は、駐車場と交通規制にご注意ください。会場周辺には来場者用の駐車場はなく、パレード開催時は北大通り周辺に交通規制が敷かれ、一般車両は進入禁止となるエリアもあります。

渋滞や混雑緩和のため、公共交通機関の利用がおすすめです。

くしろ港まつりと合わせていきたい観光スポット

最後に、釧路の人気観光スポットをご紹介します。

よろしければ、くしろ港まつりと合わせてお楽しみください。

和商市場

画像引用元:釧路和商市場|北海道の観光・旅行情報サイト HOKKAIDO LOVE!

釧路市民の台所として、70年以上前から愛されている「和商商店」。自分で好きなネタを選んでご飯にのせる「勝手丼」が有名な釧路の定番スポットです。釧路駅から徒歩3分と近いので、ぜひお立ち寄りください。

勝手丼が気になる方は、こちらの記事をチェックしてみてください!

所在地北海道釧路市黒金町13丁目25
Googleマップkushiro WASHOU market
公式サイト釧路和商市場公式サイト

釧路フィッシャーマンズワーフMOO

釧路フィッシャーマンズワーフMOO

画像引用元:釧路フィッシャーマンズワーフMOO|北海道の観光・旅行情報サイト HOKKAIDO LOVE!

「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」は、釧路のグルメやお土産が集まる複合施設です。おすすめのお店は、釧路名物「炉端焼き」がセルフで楽しめる「岸壁炉端」。釧路港で水揚げされた新鮮な魚介を、香ばしい炭火焼にして味わえます。

釧路フィッシャーマンズワーフMOOはまつり会場に近いので、休憩や食事にも便利ですよ。

所在地北海道釧路市錦町2丁目4
GoogleマップKushiro Fisherman’s Wharf MOO
公式サイト釧路フィッシャーマンズワーフMOO公式サイト

釧路市動物園

画像引用元:釧路市動物園 | JTRIP Smart Magazine 北海道

北海道最大の広さを誇る「釧路動物園」は、家族でのお出かけにぴったりの観光スポットです。自然豊かな環境の中で、ホッキョクグマやタンチョウ、エゾシカなど、北海道ならではの動物たちに出会えます。

2025年には開園50周年を迎え、ますます注目を集める釧路市動物園。くしろ港まつり2日目の8月2日(土)には、毎年人気のイベント「夜の動物園まつり」も開催されます。

釧路駅から車で約30分とアクセスもしやすいので、くしろ港まつりとともに、釧路観光のプランに入れてみてはいかがでしょうか!

所在地北海道釧路市阿寒町下仁々志別11
GoogleマップKUSHIRO ZOO
公式サイト釧路市動物園公式サイト

まとめ

くしろ港まつりは、釧路の夏を代表する一大イベント。パレードや屋台グルメなど、港町・釧路ならではの魅力がたっぷり詰まっています。

まつりに合わせて釧路を訪れるなら、周辺の観光スポットもぜひ一緒に巡って、心に残る旅にしてみてくださいね。

78回目を迎える2025年のくしろ港まつりも、どんな盛り上がりを見せるのか今から楽しみです。この夏、釧路で素敵な思い出がつくれますように!

釧路旅行の際は、以下の記事も参考にしてみてください。
・釧路の朝食18選!早朝OKのホテルバイキングやモーニングをご紹介
釧路のカフェ20選!インスタ映えするおしゃれなお店からレトロ喫茶まで

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