釧路のローカルグルメが大集合!地元ランチ・食べ歩きグルメをランキング

釧路のローカルグルメが大集合!地元ランチ・食べ歩きグルメをランキング

北海道東部の玄関口である北海道釧路市。阿寒湖をはじめとする雄大な自然と、豊かな漁場に恵まれたこのまちには、独自の食文化が根付いています。

そう。釧路のローカルグルメは、海鮮やザンギだけではないんです!

この記事では、釧路市民に愛されるソウルフードから観光客にも人気なご当地グルメを、ランキング形式でご紹介します。

おすすめのお店や、お土産にも喜ばれる釧路の名物おかしも紹介するので、釧路を旅行する際はぜひチェックしてみてください!

1位:釧路のソウルフード「ザンギ」

ザンギ
出典:「ザンギ」釧路・阿寒湖観光サイト

言わずと知れた北海道のソウルフード、ザンギ。実は、釧路にある1軒の焼き鳥屋さんから生まれた、釧路のローカルグルメなのです。ザンギの定義は地域によって異なりますが、タレに漬け込んだ鶏肉を揚げるのが基本スタイルです。

ザンギの名前の由来は、中国語の「炸鶏(ザーギー)」に幸運の「ン」を入れたものと言われています。食欲とともに運気もアップしそうなネーミングですね!

ザンギから派生した「ザンタレ」も釧路の隠れた名物です。ザンギに甘辛いタレや、マヨネーズ風のタレをかけて頂きます。

「鳥松」
1960年に焼き鳥屋としてスタートした「鳥松」は、ザンギの生みの親です。

骨なしのザンギが一般的な中、鳥松では、若鶏を骨ごとぶつ切りにしたものを揚げています。どの部位が食べられるのかはその時のお楽しみ。コクと酸味が特徴的な、ウスターソース似の秘伝のタレをつけてお召し上がりください!

住所北海道釧路市栄町3-1
連絡先0154229761
アクセス・JR根室本線「釧路駅」より徒歩約14分・釧路外環状道路 釧路東ICより約10分・くしろバス「栄町6丁目」バス停より徒歩約2分・くしろバス「旭町」バス停より徒歩約2分
営業時間17:00~00:30
定休日日曜日
SNSなし

2位:釧路の魚介をじっくり焼いた「炉端焼き」

炉端焼き
出典:「炉端焼き」釧路・阿寒湖観光サイト

釧路のローカルグルメ2つ目は、炉端焼きです。牡蠣、エビ、カニなど、釧路の新鮮な魚介類が網の上に並びます。

昔ながらの囲炉裏を囲んで、熟練のスタッフに焼いてもらうスタイルから、自分で自由に焼くスタイルまで様々です。囲炉裏がパチパチと燃える音を聞きながら、魚介がじっくりと焼き上がるのを待つ時間までも、至福のひと時となるでしょう。

「岸壁炉ばた」

岸壁炉ばた
出典:「岸壁炉ばた」釧路フィッシャーマンズワーフMOO

炉端焼きを自由に楽しめるお店「岸壁炉ばた」は、釧路の観光施設、「フィッシャーマンズワーフMOO」内にあります。先にチケットを購入し、施設内の店舗で焼きたい魚介とドリンクを選びましょう。焼きにくいものや、手間のかかるものは、スタッフが手伝ってくれるのでご安心を。

岸壁炉ばたの人気のヒミツは、北海道の三大名橋の一つとして知られる、幣舞橋を望むロケーション。幣舞橋越しに沈む夕日を眺めながら、炉端焼きで一杯頂くのはいかがでしょうか。ご当地ドリンク「夕日ハイボール」との相性もばっちりです。

住所北海道釧路市錦町2-4釧路フィッシャーマンズワーフMOO
連絡先0154230600
アクセスJR根室本線「釧路駅」より車で約5分、徒歩で約15分
営業時間17:00~21:00(L.O.20:40)
定休日第3金曜日(営業期間は5月~10月末)
SNShttps://www.moo946.com/robata/

3位:北海道4大ラーメンの1つ「釧路ラーメン」

釧路のローカルグルメ、釧路ラーメンは、札幌・函館・旭川に次ぐ北海道4大ラーメンの一つです。特徴は、かつおだしベースのあっさり醤油味と、卵を使わない極細の縮れ麺。「海から戻ってきた漁師に早くラーメンを提供するためにつくられた」とも言われ、釧路市民の優しさを感じられるグルメでもあります。

トッピングはあえてシンプルに、チャーシュー、メンマ、ネギのみで、スープと麺を引き立てます。釧路の夜を楽しんだ後の、〆の一杯にもおすすめです。

「ラーメン河むら」

出典:「ラーメン河むら」ホームページ

1989年創業の「ラーメン河むら」は、釧路の繁華街であるすずらん通りにあります。創業以来継ぎ足しているスープのだしは、かつおの削り節をメインに鶏ガラと玉ねぎのみ。一玉ずつ丁寧に手もみされた縮れ麺にしっかり絡みつき、かつおの香りが口いっぱいに広がります。

住所北海道釧路市末広町5-2
連絡先0154245334
アクセスJR根室本線「釧路駅」より徒歩約10分
営業時間11:00~14:3018:00~24:00
定休日水曜日 第2第4木曜日

4位:食べ歩きグルメにもぴったり「さんまんま」

さんまんま
出典:「さんまんま」釧路・阿寒湖観光サイト

「脂がのって身が引き締まっている旬の釧路さんまを、多くの人に食べてもらいたい」という願いから生まれたさんまんま。釧路の秋を味わえる人気のローカルグルメです。

まずは醤油ベースのたれに漬け込んださんまを一匹丸ごと使って、お米(北海道産の米ともち米をブレンド)を包みます。職人が一本ずつ炭火で丁寧に焼き上げれば、焦げた醤油の香ばしい香りが食欲をそそります。皮目はパリッと、中はもちもち。間に挟まれた大葉の爽やかな香りがアクセントです。

さんまんまは骨を取り除いているため、食べ歩きにもぴったりです。冷凍品もあるので、釧路のお土産にお一ついかがでしょうか。

「魚政」

魚政
出典:「魚政」釧路フィッシャーマンズワーフMOO

さんまんま発祥の店「魚政」は、釧路フィッシャーマンズワーフMOOの1階にあります。
イートインスペースで、ぜひ焼き立てをお召し上がりください。お店の人に頼めば、食べやすいようにカットもしてもらえます。

住所北海道釧路市錦町2-4釧路フィッシャーマンズワーフMOO1F
連絡先0154323550
アクセスJR根室本線「釧路駅」より車で5分、徒歩で約15分
営業時間通常:10:00~19:007月~8月:9:00~19:00年末年始:10:00~17:00
定休日1月1日
SNShttps://www.moo946.com/shop/?&no=9005

5位:釧路で自分だけのオリジナルを作ろう!「勝手丼」

勝手丼
出典:「勝手丼」釧路・阿寒湖観光サイト

釧路のローカルグルメ、勝手丼は、ご飯を片手にお好みの海鮮を選んでオリジナル海鮮丼を作るもの。その名の通り、なんとも自由で自分勝手な丼ぶりなのです!

具材は、サーモン、サンマ、ウニ、花咲ガニなど、釧路の海の幸を選び放題。勝手丼用に、お刺身一切れや、小さいカップで販売されています。

始まりは、夏にツーリングで釧路を訪れたライダーのためのメニューだった勝手丼。今では釧路を代表するローカルグルメです。

「釧路和商市場」
勝手丼発祥の店、「釧路和商市場」は、北海道3大市場の一つです。釧路港で水揚げされた新鮮な魚介が並び、「釧路の台所」とも呼ばれています。自分だけの勝手丼を作りながら、漁港ならではの活気ある雰囲気を楽しみましょう!

住所北海道釧路市黒金町13-25
連絡先0154223226
アクセス・JR根室本線「釧路駅」より徒歩約5分・釧路外環状道路 釧路東ICより約11分
営業時間8:00~17:00
定休日日曜日(臨時営業あり)
SNShttps://www.washoichiba.com/

6位:地元ランチはこれに決まり!「スパカツ」

スパカツ
出典:「スパカツ」釧路・阿寒湖観光サイト

子どもから大人まで大人気の、釧路のローカルグルメ、スパカツ。その名のとおり、濃厚なミートソーススパゲッティと、肉厚なトンカツのコラボメニューです。

寒い釧路で最後まで温かいまま食べられるように、熱々の鉄板皿にのせて提供されます。あつあつの湯気とともに焦げたソースの香りが立ち上り、一気にお腹が減ってきそうです!

「レストラン泉屋総本店」
1960年創業の「泉屋」は、スパカツの生みの親です。当時は贅沢だった豚肉をカツにして乗せることで、お客様に贅沢な気持ちになってもらいたかったそう。好みのトッピングで、定番メニューを自分流にアレンジすることもできます。

住所北海道釧路市末広町2-2-28
連絡先0154244611
アクセス・JR根室本線「釧路駅」より徒歩約15分・釧路外環状道路釧路東ICより約11分・くしろバス「十字街」バス停留所下車徒歩2分
営業時間11:00~20:30
定休日不定休
SNShttps://kushiro-izumiya.com/menu/

7位:釧路ならではの食べ方に注目!「蕎麦」

竹老園東家総本店
出典:「蕎麦」釧路・阿寒湖観光サイト

実は釧路は、古くから蕎麦文化が息づくまちでもあります。そんな釧路で生まれた蕎麦はきれいな緑色。色のヒミツは、白い更科そばに混ぜたクロレラです。

独自の蕎麦文化のある釧路では、メニューも少し変わっています。人気の「かしわ抜き」は、かしわ蕎麦の蕎麦を抜いたもの。鶏の濃厚なだしを味わえます。ノリで巻いた蕎麦を醤油につけて食べる「そば寿司」も有名なローカルグルメです。

「竹老園東家総本店」
釧路の蕎麦と言えば、1874年(明治7年)創業の竹老園東家総本店。150年の歴史を感じる店内で、伝統の味をお楽しみください。

住所北海道釧路市柏木町3-19
連絡先0154416291
アクセス・JR根室本線「釧路駅」よりタクシーで約8分・釧路外環状道路釧路東ICより約11分
営業時間お座敷 11:00~14:30(L.O.14:00)ホール 11:00~16:00(L.O.15:30)
定休日火曜日
SNShttps://chikurouen.com/menu.php

8位:やっかい者が釧路ブランドに?!「ザリガニ料理」

食用ザリガニ
出典:「ザリガニ料理」釧路・阿寒湖観光サイト
ざりがに天丼
出典:「ザリガニ料理」釧路・阿寒湖観光サイト

阿寒湖では、以前から、外来種ウチダザリガニの増殖が問題となっていました。天然記念物であるマリモをはじめ、阿寒湖の貴重な自然が脅かされたのです。そこで考えたのが、ウチダザリガニの食用化。「レイクロブスター」と名付けられたやっかい者は、今では、立派な釧路のローカルグルメとなりました。

ザリガニは、フランスではロブスターと並ぶ高級食材。カニに似た上品な味わいで、殻からは濃厚なスープがとれます。阿寒湖のザリガニは、湖の冷たい水で育つため、身詰まりが良いのが特徴です。

「海兵」
「海兵」は、阿寒湖の釣り案内所「フィッシングランド阿寒」にある食堂です。目の前の阿寒湖で採れた新鮮なザリガニを頂けます。釧路のブラントザリガニを、シンプルな塩ゆでや天丼で、お召し上がりください。

住所北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4-5-10
連絡先0154672057
アクセス・釧路空港より車で約1時間・阿寒湖バスセンターより徒歩約15分
営業時間10:00~16:00
定休日不明
SNSなし

9位:人気のジビエを釧路で味わう「シカ肉料理」

鹿肉
出典:「シカ肉料理」釧路・阿寒湖観光サイト

シカ肉は、古くからアイヌの人々に食されてきた歴史があります。そのため、ジビエの注目が集まる前から、釧路のローカルグルメとして、馴染みのある食材なのです。

シカの肉は、牛肉など他の肉と比べて低脂肪で、栄養価が高いのがポイントです。優れた調理技術で、ジビエ特有の臭みを解消し、初心者の方でも食べやすくなっています。高たんぱくで鉄分豊富なヘルシーミートを、ぜひ釧路でお試しください!

「オルディネール」

オルディネール
出典:「オルディネール」釧路・阿寒湖観光サイト

オルディネールは、エゾシカ料理が堪能できる本格派フレンチレストランです。他にも、
シェフの腕によってフレンチにアレンジされた、様々な地元食材を楽しむことができます。

住所北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4-5-10
連絡先0154672057
アクセス・釧路空港より車で約1時間・阿寒湖バスセンターより徒歩約15分
営業時間10:00~16:00
定休日不明
SNSなし

10位:釧路の隠れた名物「ヒメマス料理」

ヒメマス 刺身
出典:「ヒメマス料理」釧路・阿寒湖観光サイト

ヒメマスとは、阿寒湖に遡上してきたベニザケが、湖に残って一生を過ごすように進化したもののことです。強い旨味と豊富な水分が特徴的で、焼き魚でも刺身でも美味しくいただけます。

ヒメマスは、絶滅危惧種に定められており、決められた量しか水揚げされないため、釧路の隠れたローカルグルメとなっています。また、鮮度が落ちるのが早いため、旬(5月〜7月)にしか提供されないメニューもあります。ヒメマスの旬を狙って旅行するのもありですね!

「郷土料理奈辺久」

奈辺久
出典:「郷土料理奈辺久」釧路・阿寒湖観光サイト

「奈辺久」は、自家製の手打ちそばと、阿寒湖の魚を使った郷土料理が楽しめるお店です。5月〜7月にしか食べられないヒメマスの刺身は、要チェックです。

住所北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4-4-1
連絡先0154672607
アクセスJR根室本線「釧路駅」より車で約82分釧路空港から車で約62分
営業時間11:00~15:0018:00~20:00
定休日不定休、年末年始
SNSなし

11位:釧路の冬の味覚「ワカサギ料理」

ワカサギ天ぷら
出典:「ワカサギ料理」釧路・阿寒湖観光サイト

ワカサギ料理も、釧路で人気のローカルグルメです。1月〜3月にかけて、阿寒湖ではワカサギ釣りが大人気。自分で釣ったワカサギをその場で天ぷらにしてもらい、阿寒湖の氷の上で食べるのは、まさにここでしかできない体験です。

天ぷらの他にも、ワカサギの佃煮や南蛮漬けも人気です。先ほどご紹介した「海平」や「郷土料理辺久」では、美味しいワカサギ料理も味わえます。

12位:釧路ならではのネタが楽しめる「寿司」

さんま 寿司
出典:「寿司」釧路・阿寒湖観光サイト

全国有数の水揚げ量を誇る釧路漁港をはじめ、豊かな水資源に恵まれた釧路。そのため、
釧路の回転ずしは、ネタの種類も鮮度もレベルが違います。

特に、釧路名産のトキシラズ(若いサケ)、サバ、サンマ、シシャモのお寿司がおすすめです。サンマやシシャモなど、鮮度が落ちるのが早い魚を生で食べられるのは地元ならでは。
北海道を中心に展開する回転ずしチェーン「なごやか亭」が有名です。

「なごやか亭」新川店

なごやか亭新川店
出典:「なごやか亭 新川店」ホームページ

なごやか亭の中でも、他店舗との差別化に力を入れている新川店は、新商品の導入やフェア開催が魅力的です。釧路駅からも近いので、旅行の際に訪れやすい店舗といえるでしょう。

住所北海道釧路市新川町15-18
連絡先0154242033
アクセスJR根室本線「釧路駅」よりタクシーで約5分、徒歩で約25分
営業時間11:00~21:30(L.O.21:00)
定休日1月1日、2日
SNShttp://www.mitsuboshi.net/nagoyakatei/kushiro_shinkawa/

13位:お土産にもぴったり「まりものお菓子」

まりもようかん
出典:「まりものお菓子」釧路・阿寒湖観光サイト
  • まりもようかん

「北海まりも製菓」で製造されている、コロンと丸い形がかわいい緑色のようかんです。付属のピックでさすと、ゴムの皮がつるんとむけるというユニークな食べ方も、人気の理由。甘さ控えめでさっぱりと頂けます。

  • 阿寒シンプイ

阿寒湖に浮き沈みするマリモをイメージしたお菓子です。「阿寒シンプイ」とは、アイヌ語で「阿寒大自然の生命の生まれる処」という意味。リンゴ味のゼリーに入っているマリモ色のゼリーは固めで、触感の違いも楽しめます。

  • まりもの玉どら

北海まりも製菓のオリジナルキャラクターである「まりもくん」の形をしたどら焼きです。ベビーカステラ似の生地に、まりもようかんが丸ごと一つ入っています。見た目もキュートでお土産にもぴったりです。

「温泉工房あかん」
「温泉工房あかん」は阿寒湖温泉街にあるカフェで、北海まりも製菓の直営店です。できたてのまりもの玉どらを食べられるのは、ここだけ。阿寒湖温泉を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください!

住所北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉1-4-29
連絡先0154672847
アクセスJR根室本線「釧路駅」より車で約80分釧路空港より車で約60分
営業時間9:00~17:00
定休日不定休
SNSなし

釧路のローカルグルメを食べつくそう!

いかがでしたか?歴史ある釧路名物から、地元でしか味わえない旬の味覚まで、釧路のローカルグルメを一挙にご紹介してきました。気になるグルメはあったでしょうか。

釧路の大自然と、地元の人々の愛情と歴史が詰まった釧路のグルメは、一度食べたら忘れられない絶品ばかりです。

ぜひ一度、釧路のローカルグルメを目当てに、食べ歩きの旅を楽しんでみてはいかがでしょうか!

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