釧路のまりも羊羹を徹底解剖！食べ方から歴史、販売店までご紹介 - 株式会社しゃけを

ころんとした丸いフォルムと、きれいな緑色が目を引く釧路の銘菓、「まりも羊羹」をご存知ですか？

まりも羊羹は、釧路、阿寒湖のまりもをイメージした玉羊羹です。釧路市民のみならず、北海道民であるなら食べたことのない人はいないほど、釧路で有名なお菓子なのです。

この記事では、釧路のまりも羊羹を徹底解剖し、その魅力に迫ります！気になる味やユニークな食べ方、入手方法までたっぷりとご紹介するので、まりも羊羹が気になる方は、ぜひ最後までお読みください！

まりも羊羹について

ここではまず、まりも羊羹の味と原材料、食べ方、歴史についてご紹介します。

「まりも羊羹って、まりも味なの？まずいんじゃないの？！」と不安に思った方、安心してください。味は甘さ控えめのプレーン羊羹です。緑色の見た目から、抹茶味を想像する方も多いようですが、抹茶は入っておりません。

まりも羊羹には、プレーンの他にもいろいろな味があります。気になる方は、「カラフルまりもようかん」の見出しをご覧ください！

まりも羊羹の原材料は以下のとおりです。

原材料のポイントは、水あめです。通常の羊羹には水あめは使われませんが、玉羊羹には、砂糖の他に水あめが使われます。玉羊羹が作られるようになったのは戦時中。戦地で戦う人の糖分補給の目的で作られるようになったと言われています。当時、水あめは、砂糖に代わる貴重な甘味料だったのです。

まりも羊羹の保存期間は、常温で製造日より60日となっています。日持ちがするのでお土産にも最適です。

まりも羊羹の人気の秘密は、食べ方にあると言っても過言ではありません。食べるときには、付属のピックを使います。まりも羊羹はゴム風船に充填されているため、ゴムにピックを刺すと、つるっとゴムの皮がむけるのです。

そのユニークな食べ方は、YouTubeやSNSでも取り上げられ、海外からの人気も高まっています。

皮がむけたらそのままピックに刺して食べましょう。手を汚さず食べられるので、外出先のおやつにもぴったりです。

まりも羊羹は、釧路にある「北海まりも製菓」で作られています。今の社長である石井さんのおじいさんが考案した商品で、1953年（昭和28年）の創業と同時に生まれました。

まりも羊羹は、北海道の他のメーカーでも販売されていますが、発祥は北海まりも製菓です。北海まりも製菓は、まりも羊羹の元祖として、70年以上にわたり同じ味を守り続けているのです。

実は、北海まりも製菓では、社長の代が変わるごとに新商品を出しています。全て阿寒湖のまりもをイメージしたお菓子で、どれも釧路を代表するお菓子です。もしかしたら、今後釧路から、さらに新しいまりものお菓子が生まれるかもしれません！

北海まりも製菓の社長の弟が店長

住所	北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉2丁目4番10号
連絡先	0154672927
アクセス	阿寒湖バスセンターより徒歩約10分
営業時間	10：00~17：00（直売時間）
定休日	不明
SNS	https://hokkai-marimoseika.jimdofree.com/

ここでは、まりも羊羹のお値段と販売店をご紹介します。

北海まりも製菓で販売されているまりも羊羹のお値段は、以下のとおりです。

まりも羊羹は、以下の実店舗やネットショップで購入できます。もちろん、北海まりも製菓から直接買うこともできますよ。

温泉工房あかんは、阿寒湖温泉街にあるカフェです。北海まりも製菓の直営店で、北海まりも製菓の社長の弟さんが店長を務めています。釧路に旅行の際は、ぜひ足を運んでみてください。

まりも羊羹は、新千歳空港内のお土産ショップでも取り扱っています。ネットショップもあるので、気に入ったら自宅からリピート購入もできます。

住所	北海道千歳市美々987－22 新千歳空港国内線旅客ターミナルビルF2
連絡先	0123462021
アクセス	JR新千歳空港駅下車
営業時間	7：10~20：30
定休日	なし
Webショップ	北海道お土産探検隊 https://www.hokkaido-omiyage.com/