鮭 遡上

サケだらけ!?標津サーモン科学館の楽しみ方・おすすめポイント・周辺施設を紹介!

標津は、道内でも有数のサケの水揚げ量をほこり、サケにちなんだ観光スポットが多く存在します。

なかでも、標津サーモン科学館は、サケの歴史を学べる水族館になっており、別名「サケの水族館」ともいわれています。

そこで今回は、標津サーモン科学館がどのような施設なのかを解説し、みどころやおすすめポイントについてまとめました!

サケの産卵時期には、遡上(サケの川登り)も観察できるので、標津に訪れる際は来館してはいかがでしょうか?

サケの歴史が学べる「標津サーモン科学館」

鮭
画像引用元:標津サーモン科学館

標津サーモン科学館は、標津町から車で3分の場所にあるサケの水族館です。

主にマスやサケ、イトウといったサケ科の魚が展示されているほか、標津川や標津港、根室海峡に生息する魚も展示されています。

サケの水族館ということもあり、サケの歴史が学べる水族館です。

標津町の観光スポットとしても有名で、毎年多くの観光客が来場しています。

【標津サーモン科学館の基本情報】

所在地北海道標津郡標津町北1条西6丁目1−1
営業時間9:30~17:00
定休日2月・3月・4月・11月(水曜日休館)
12月 – 1月は冬季休館
お問い合わせ0153-82-1141
アクセス情報標津町から車で2分
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標津サーモン科学館のアクセス情報

標津サーモン科学館は、標津町北にあり、標津町からは車で2分の場所にあります。

そのほかのアクセス情報は、以下のとおりです。

【標津サーモン科学館へのアクセス情報】

  • 釧路市:120分
  • 網走市:110分
  • 根室市:100分
  • 中標津空港:20分
  • 女満分空港:140分
  • 釧路空港:160分

※車での移動距離です

そのほか、アクセス情報については、標津サーモン科学館公式サイトにてまとめられているので、合わせてご確認ください。

標津サーモン科学館の楽しみ方

標津サーモン科学館は、さまざまな楽しみ方ができる水族館です。

観光に訪れた際は、以下のような楽しみ方がおすすめです。

【標津サーモン科学館の楽しみ方】

  • 水族館を周って楽しむ
  • 体験コーナーで楽しむ
  • サケの遡上を間近で楽しむ

サケ以外にも、淡水魚や海のお魚が展示されているため、水族館として十分楽しめます。

また、体験コーナーも用意されており、小さいお子様と標津観光をすることがあれば、ぜひご来館ください!

水族館を周って楽しむ

サケの水族館と形容されることもある標津サーモン科学館は、水族館として十分楽しめるスポットです。

水槽は、大きく分けて3つに分けられています。

【海水大水槽】

水槽 鮭
画像引用元:標津サーモン科学館

海水大水槽は、標津サーモン科学館で最も大きい水槽で、サケ科の魚以外にも、標津港に生息するカレイやクロソイなどが展示されています。

大きな水槽で泳ぐ魚たちの姿は、非常に幻想的です。

【魚道水槽】

鮭 水槽
画像引用元:標津サーモン科学館

魚道水槽は標津港や根室海峡に生息する海水魚が展示されている水槽です。

カラフトマスやシロザケなど、季節によって違う魚が展示されます。

【中水槽】

根室海峡に生息する魚が展示されています。

サケだけではなく、サケ科の魚や海水魚などを楽しめる水槽です。

【イトウコーナー】

イトウ
画像引用元:標津サーモン科学館

幻の魚と形容されるイトウが、展示されているコーナーです。

小さいサイズのものから、大きいサイズのものまで展示されており、時間帯によってはエサやり体験もできるため、お子様と訪れた際はぜひ楽しんでください!

イトウが勢いよくエサに食いつく様子は、標津サーモン科学館でしか体験できません。

【稚魚コーナー】

鮭鱒 水槽
画像引用元:標津サーモン科学館

主に、サケ科の稚魚が展示されているコーナーです。

すべてサケ科の稚魚なので、一見どれも同じ魚のように見えます。

しかし、よく観察してみると、かすかな違いがあります。

訪れた際は、隣の水槽と比べて違いを見つけるとよいでしょう。

【展望室】

科学館から見える国後島
画像引用元:標津サーモン科学館

地上30mの高さにある展望室からは、標津の町が一望できます。

知床連山や国後島、標津川などが展望できます。

冬になると、一面雪景色でおおわれるので、また違った楽しみ方ができるスポットです。

体験コーナーで楽しむ

標津サーモン科学館には、体験コーナーがあります。

それぞれ紹介すると、以下のとおりです。

【体験コーナーについて】

  • チョウザメ指パク体験
  • ドクターフィッシュ体験
  • えややり体験

概要を紹介するので、サーモン科学館に訪れた際は、ぜひ体験してみてください!

チョウザメ指パク体験

標津サーモン科学館には、キャビアで有名なチョウザメが展示されています。

そんなチョウザメに、手をかまれる体験コーナーがあります。

「サメに手をかまれても大丈夫なの!?」という方もいると思いますが、安心してください!

チョウザメ パクパク
画像引用元:標津サーモン科学館

チョウザメには歯が生えていないため、かまれても問題ありません!

標津サーモン科学館ならではの体験コーナーであり、指が包み込まれる不思議な感覚を体験できます。

ドクターフィッシュ体験

水族館では定番の体験コーナーとなりつつあるのが、ドクターフィッシュ体験です。

ドクターフィッシュとは、コイ科に属する魚類です。

手を入れることで、人間の古い角質を食べてくれることから、標津サーモン科学館でも体験コーナーが用意されています。

ドクターフィッシュから角質を食べられる感覚は、どこかくすぐったく心地がいいです!

実際に体験しないとわからないので、水族館に訪れた際はぜひ体験してみてください!

えさやり体験

標津サーモン科学館には、幻の魚であるイトウが展示されています。

屋外に展示されているこちらのコーナーでは、えさやり体験が可能です。

エサやり
画像引用元:標津サーモン科学館

イトウだけではなく、屋外に展示されている魚にえさやりができるので、お子様と来館された際はぜひ体験してみてください!

素早く豪快にエサを食べる様子が観察できるので、おすすめです!

サケの遡上を間近で楽しむ※季節限定

標津サーモン科学館には、サケの遡上を観察できる水槽があります。

鮭 水槽
画像引用元:標津サーモン科学館

標津川とつながっている水槽で、サケが遡上する様子が見られます。

水槽を遡上する様子は圧巻で、産卵時期に標津町に訪れる際は、ぜひ観察してみてください!

標津サーモン科学館の魅力・おすすめポイント

標津サーモン科学館には、さまざまな魅力・おすすめポイントがあります。

具体的には、以下のとおりです。

【標津サーモン科学館の魅力・おすすめポイント】

  • 標津サーモンプラザでは売店・レストランがある
  • サケの歴史が学べる

標津サーモン科学館を楽しんだ後は、周辺施設の標津サーモンプラザのレストランで、標津港の海鮮を使った料理に舌鼓を打つのも良いです。

さまざまな楽しみ方ができる観光スポットなので、あなただけの観光プランを作って、楽しんでみてください!

サーモンプラザでは売店・レストランがある

標津サーモン科学館と同じ敷地内に、標津サーモンプラザがあります。

標津サーモンプラザは、物販コーナーやレストランがあり、標津のグルメや特産品を楽しめます。

標津サーモンププラザ
画像引用元:標津サーモンプラザ

レストランで提供されているメニューや特産品は、いずれも標津でとれた海鮮が使用されています。

テラス席になっており、天気がいい日は太陽の光を浴びながら、標津のグルメを堪能できます。

さらに、金曜日と土曜日のみ夜の営業を行っていて、標津サーモン科学館で1日楽しんだ後は標津サーモンプラザで、食事を楽しむのもよいでしょう。

また、標津町の観光情報がわかる案内施設も併設されているので、標津サーモンプラザを拠点に標津観光を楽しむのもアリです!

サケの歴史が学べる

標津サーモン科学館は、さまざまな魚が展示されているものの、その多くはサケ科の魚です。

標津はサケの町としても知られており、その歴史が標津サーモン科学館では学べます。

観光スポットとして有名ですが、地元民からは社会学習の一環として使用される施設でもあります。

体験学習 いろいろ
画像引用元:標津サーモン科学館

そのため、体験学習も多く用意されています。

団体向けの体験学習が多いので、大人数で来館することがあれば、ぜひ体験してみてください!

その際は、事前に予約が必要です。

標津町と深くかかわりがあるサケの歴史について、標津サーモン科学館で学んでみませんか?

標津サーモン科学館のSNS情報

標津サーモン科学館は、公式サイト以外にSNSで情報を更新しています。

イベント情報や定休日、お得情報などが公開されています。

それぞれアカウントを紹介するので、来館する際はいずれもフォローしてくださいね!

X(旧:Twitter)

公式X
画像引用元:標津サーモン科学館X公式アカウント

標津サーモン科学館は、公式X(旧:Twitter)アカウントがあります。

公式サイトに掲載されているイベント情報や、営業時間などが逐一更新されています。

また前述した体験コーナーの情報についても投稿されており、開催日程や中止の場合はその投稿が確認できるので、来館する前はチェックしましょう!

そのほかにも、標津サーモン科学館の周辺施設の情報も投稿されているのでフォロー必須です!

Instagram

標津サーモン科学館の公式SNSアカウントは、X(旧:Twitter)のみです。

しかし、Instagramではロケーションとして登録されており、実際に来館した人の投稿を確認できるので、観光前に雰囲気を確認したい方におすすめです!

イベントに参加した人の投稿から、体験コーナーの様子までさまざまな投稿があります。

公式サイトに比べると、実際に体験した人の声や様子がわかるので、観光前は要チェックです!

標津サーモン科学館周辺のおすすめ観光施設

標津サーモン科学館周辺には、車でいける範囲の観光スポットがあります。

標津に観光に来た際は、以下のスポットにも遊びに行ってください!

【標津サーモン科学館周辺のおすすめ観光施設】

  • 標津町ポー川史跡自然公園
  • 標津川

どちらも自然を感じられるスポットで、季節問わず楽しめます。

自然あふれる標津町を観光して、思い出を作ってみませんか?

標津町ポー川史跡自然公園

標津 ポー川
画像引用元:標津町

標津町ポー川史跡自然公園は、標津サーモン科学館から車で5分の場所にある歴史公園です。

自然が広がるこちらの公園は、標津湿原や伊茶仁カリカリウス遺跡などの観光スポットがあり、自然を感じたい人におすすめの施設です。

ガイドウォーク
画像引用元:標津町公式サイト

標津湿原では、湿原にしか生息しない草花を楽しみながら散策でき、春と夏は緑、秋と冬は雪景色を楽しみながら観光できます。

ガイドツアーも行っているため、必要があればツアーの予約もしてみてください!

また、タイミング次第ではエゾシカやキタキツネなどの動物も観察できます。

標津遺跡群
画像引用元:標津町公式サイト

湿原を抜けると、伊茶仁カリカリウス遺跡に到着します。

日本最大の竪穴住居跡群があり、その数は2,500か所以上。

周辺には、当時の竪穴住居を再現した施設もあり、内部ではヒカリゴケが自生しています。

ヒカリゴケ
画像引用元:標津町公式サイト

黄緑色に発光するヒカリゴケは、非常に幻想的です。

標津サーモン科学館を満喫した後は、ポー川史跡自然公園で自然を体験してみませんか?

【標津町ポー川史跡自然公園の基本情報】

所在地北海道標津郡標津町伊茶仁2784
営業時間9:00~17:00(入園は16:30まで)
定休日11月24日〜4月28日(冬季休園)
お問い合わせ0153-82-3674
アクセス情報標津町から車で5分

標津川

標津サーモン科学館は、標津川に直結していて、サケが産卵している様子を確認できます。

しかし、標津川も観光スポットの一つです。

標津町を通るように流れている標津川は、標津港や根室海峡へと水が流れています。

緩やかな渓流になっていて、サケの産卵時期には遡上を観察できます。

鮭 遡上

標津サーモン科学館でも確認できますが、直接川で見るのも醍醐味の一つ。

渓流が激しい場所で遡上するサケの様子を、その目で確かめてみませんか?

【標津川のアクセス情報】

  • 住所:所在地 北海道標津郡標津町字標津
  • 営業時間:24時間(観光をするなら朝から夕方にかけてがおすすめ)

まとめ

標津サーモン科学館は、サケの歴史が学べる水族館です。

9月から10月にかけては、標津川とつながっている水槽で、サケの遡上を観察できます。

サケの遡上は北海道ならではの光景なので、標津サーモン科学館に訪れた際は、ぜひその目で観察してくださいね!

また、周辺には標津サーモンプラザもあり、標津町のグルメや特産品を堪能できます。

1日滞在しても時間が足りないほど、標津の魅力が詰まっているスポットなので、標津観光をする際はぜひ立ち寄ってください!

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