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神の子池の神秘的な魅力に迫る!周辺の観光スポットもガイドします

道東の大自然を感じられる観光スポットの1つ「神の子池」。自然が作り出したコバルトブルーの池を一目見ようと、多くの観光者が訪れます。

吸い込まれるような美しさを放つ神の子池は、時を忘れて眺めていられるような神秘的な雰囲気を醸し出しています。

この記事では、そんな神の子池の美しさの秘密に迫ります。神の子池の楽しみ方や、訪れる際の注意点、周辺の観光スポットもご紹介するので、ご旅行の際の参考にしてみてください!

神の子池とは?神秘的な美しさの理由

画像引用元:きよさと観光協会

道東の清里町に位置する「神の子池」は、2017年に「阿寒摩周国立公園」に仲間入りした、周囲220mの小さな池です。名前の由来は、別名「神の湖(カムイト―)」と呼ばれている摩周湖の伏流水が湧き出てできていることからきています。

神の子池に1日に湧き出る水の総量は1万2000t。水温は常に8度を保ち、冬でも凍ることがありません。

また、その透明度の高さから、池の中に腐らずに横たわっている倒木や、水深5mの池底まではっきりと見ることができます。

神の子池の青さの理由

画像引用元:きよさと観光協会

神の子池の神秘的な青さには、池の透明度がきわめて高いことや、池の底が白いことなど、いくつかの要素が関係しています。

神の子池の底が白いのは、屈斜路火山の火砕流に含まれている、白い火山灰や軽石が堆積しているからです。

また、先ほどもお伝えしたように神の子池には、常に大量の伏流水が湧き出ています。湧き水には火砕流中の微粒子が含まれており、それらが動くことにより光が様々な方向に反射して、青色がさらに濃く見えるとも言われています。

天候や見る場所・角度によって「青さ」も異なります。エメラルドグリーンや淡い青、コバルトブルーなど、いろんな「神の子池ブルー」を楽しめるでしょう。

神の子池の青さの秘密について、詳しくは以下のサイトをご覧ください。
神の子池の青さの秘密|知床博物館協会

神の子池へのアクセス

神の子池林道入口

画像引用元:きよさと観光協会

ここでは、神の子池への行き方と通行止め情報についてお伝えします。

神の子池への行き方と所要時間

神の子池へは、自家用車やレンタカーで行くのが一般的です。

道道1115号を摩周湖方面に進んでいくと見える青看板を右折し、未舗装路の林道を2kmほど走ると駐車場に到着します。

林道は道幅が狭いので、対向車とすれ違う際にはご注意ください。また、路肩が崩れやすいので徐行して進みましょう。

駐車場は無料で、車を30台ほどとめられるスペースがあります。駐車場から神の子池まで整備されている木道を3分ほど歩けば、神の子池に到着です。

各空港と駅からの所要時間は以下のとおりです。
・中標津空港からレンタカーで約50分
・女満別空港からレンタカーで約1時間10分
・網走駅からレンタカーで約70分

神の子池への詳しい行き方はこちらをご覧ください。

通行止め情報

神の子池に通ずる林道は、毎年11月頃から4月頃まで雪のため通行止めとなります。

最新の通行止め情報は清里町の公式ホームページをご確認ください。

神の子池を訪れる際の注意点

ここでは、神の子池を楽しむために覚えておきたい注意点を2つお伝えします。

マナーを守る

神の子池は、周辺環境も合わせて、観光客のマナーによって景観が保たれています。神の子池を訪れる際には以下のマナーを守りましょう。

【神の子池を観光する際のマナー】

  • 道端や池にゴミを捨てない
  • 神の子池・周辺の草木は持ち帰らない
  • 池ギリギリまで近づかない
  • 完全禁煙
  • 潜水・水中撮影禁止
  • 投げ銭禁止

熊や虫に気を付ける

神の子池は、林道を抜けた森の奥にあります。そのため、夏場は虫がいますし、森の中には熊も生息しています。

夏に神の子池に行く際は、必ず虫よけスプレーをしていきましょう。ハチやアブなども生息しているので、夏場でも長袖を着ていくと安心です。長袖の上から虫除けスプレーをしておくと、虫対策は万全です。

熊に関しては、付近で対策がされているものの、念のために熊鈴や撃退用のスプレー、ホーンなどを持っておくとよいでしょう。

また、クマは嗅覚が優れているため、食べ物の匂いに敏感です。昼食で食べたお弁当の空容器などは事前に処分しておきましょう。

神の子池の見どころと楽しみかた

ここでは、神の子池の楽しみ方を3つご紹介します。季節限定のものもあるのでぜひチェックしてみてください。

渓流の宝石「オショロコマ」

画像引用元:しゃけを撮影

神の子池には、通称渓流の宝石と言われている「オショロコマ」が生息しています。オショロコマは、カラフトイワナという名称で知られており、寒冷地に生息するサケ科の魚です。

オショロコマ特有の赤い斑点模様が、神の子池のコバルトブルーの鮮やかさと調和して、さながら西洋絵画のような景観を楽しめます。

周囲の豊かな自然

神の子池

画像引用元:PhotoAC

神の子池は池の美しさに目を奪われがちですが、実は周りの景観も見どころの一つです。神の子池の周辺には、北海道に多く生息するシラカバや、知床でよく見られるトドマツなどが生い茂っています。

夏は新緑・秋は紅葉・冬は雪化粧など、周りの自然とセットで神の子池を眺めると、また違った味わい方ができるでしょう。

冬季限定のスノーシューツアー

冬季限定のスノーシューツアー

画像引用元:神の子池スノーシュー&スキーシューツアー|きよさと観光協会

先ほどもお伝えしたように、冬季になると雪の影響で、神の子池に続く一部の林道が通行止めになります。そこでおすすめなのが「スノーシューツアー」です。

スノーシューツアーでは、ガイドに先導してもらいながら、冬の神の子池周辺を散策します。「西洋かんじき」と呼ばれる特別な道具を足に付けるので、雪の上でも楽に歩くことができます。防水タイプの長靴やトレッキングシューズを履いて参加することもできますよ。

神の子池では、例年1月中旬〜3月下旬にかけてスノーシューツアーを実施しています。
詳細は、以下のとおりです。

【神の子池スノーシューツアーの概要】

  • 申し込み方法:きよさと観光協会に1週間前までに申し込む
  • ツアー料金:2名以上の申し込みで1人7,000円
  • 集合時間:午前9時~9時半
  • 所要時間:4時間程度

引用元:きよさと観光協会

冬にしか見られない雪の中の神の子池もぜひお楽しみください!

神の子池周辺のおすすめ観光スポット

神の子池周辺には魅力的な観光スポットがたくさんあります。神の子池と同じ「清里町」と、隣の「弟子屈町」に分けてご紹介します。

神の子池周辺の観光スポット【清里町】

まず、清里町にある観光スポットを7カ所ご紹介します。どちらも神の子池から車で30分以内で行けるので、神の子池を訪れた際にはぜひチェックしてみてください。

さくらの滝

さくらの滝

画像引用元:さくらの滝|清里観光協会

神の子池から約10㎞ほどの場所にあるさくらの滝は、サクラマスの滝越えジャンプを見られるスポットです。さくらの滝には、毎年6月から8月にかけて、3,000匹のサクラマスが戻ってきます。

滝の高さはおよそ2.5m。体長50cmほどのサクラマスにとって、自分の体長の5倍の高さまでジャンプするのは簡単なことではありません。何度失敗しても諦めないサクラマスの生命力に、きっと感動するでしょう。

緑の湯

清里町 緑の湯 画像

画像引用元:清里町

神の子池の散策の疲れを、少しリフレッシュしたいなら、緑の湯はおすすめです。
神の子池から9kmの場所にある温泉で、露天風呂と通常の浴室が用意されています。

アクセスも、緑駅から徒歩3分と非常に近く、神の子池からもほど遠くありません。
誰でも利用できる温泉で、入浴料は大人で450円、18歳未満の子どもで140円です。

旅で疲れた体を自然豊かな温泉で癒し、新たな旅へ繰り出すのもありです。

【緑の湯の基本情報】

所在地北海道斜里郡清里町緑町26
お問い合わせ0152-27-5511
営業時間10:00~21:00
定休日年中無休
公式サイト清里町公式ホームページ

斜里岳

斜里岳

画像引用元:斜里町|清里町公式ホームページ

阿寒の山々と知床連山の中間にそびえる斜里岳。標高1,547mの斜里岳は日本百名山の1つでもあり、多くの登山客が訪れます。

神の子池に向かう道道1115号から、美しい斜里岳の姿を見ることができるでしょう。

きよさと情報交流施設「きよ~る」

画像引用元:きよさと情報交流施設「きよ~る」|きよさと観光協会

神の子池から車で30分ほどの場所にある、きよさと情報交流施設「きよ〜る」では、地元清里町の特産品やグルメを楽しむことができます。

所在地清里町羽衣町62
お問い合わせ0152-25-4111
営業時間9:00~18:00
冬季は 9:00~17:00
休館日年中無休(年末年始を除く)
公式サイトhttps://www.kiyosatokankou.com/tourist_facility.html

清里焼酎醸造所

画像引用元:清里焼酎醸造所公式サイト

神の子池のある清里町は、日本初の「じゃがいも焼酎」発祥の地でもあります。情報交流施設「きよ~る」に隣接する、清里焼酎醸造所では、清里のじゃがいも焼酎の歴史が展示されており、酒蔵を見学することもできます。

清里焼酎のボトルはデザインがおしゃれなので、お土産にもぴったりですよ。

【清里焼酎醸造の基本情報】

所在地清里町羽衣町62
お問い合わせ0152-25-2227
営業時間8:30~17:00
定休日年末年始および繁忙期(9月~11月頃)
公式サイトhttps://kiyosato-shochu.com/

道の駅 パパスランドさっつる

画像引用元:パパスランドさっつる|きよさと観光協会

道の駅パパスランドさっつるは、神の子池から車で23分ほどの場所にあります。

パパスランドさっつるでは、清里町の新鮮野菜を使った料理や、かけ流しの天然温泉を楽しめます。足湯もあるので、手軽に旅の疲れを癒すことができるでしょう。敷地内にはパークゴルフ場やドッグランスペースもありますよ。

【道の駅 パパスランドさっつるの基本情報】

所在地清里町神威1071‐4
お問い合わせ0152-26-2288
営業時間9:00~21:00
休館日年中無休(年末年始を除く)
公式サイト清里町公式ホームページ

裏摩周展望台

裏摩周展望台

画像引用元:裏摩周展望台|きよさと観光協会

神の子池からは5.2㎞の場所にある裏摩周展望台は、摩周湖を一望できる展望台です。摩周湖にある3つの展望台の中で最も標高が低いため、霧の発生が少なく、神秘的な摩周湖の湖面を望めるのが特徴です。

神の子池周辺の観光スポット【弟子屈町】

ここでは、弟子屈町にある神の子池周辺の観光スポットを5か所ご紹介します。

ちなみに、摩周湖は清里町と弟子屈町にまたがっており、裏摩周湖展望台は弟子屈町に位置します。

摩周湖第一展望台

画像引用元:摩周湖第一展望台|【公式】北海道の観光・旅行情報サイト

摩周湖第一展望台には、2022年の夏に改装オープンした「摩周湖カムイテラス」があります。ウッドデッキにあるベンチに座って摩周湖を眺められるのはここだけです。運が良ければ、早朝に発生する雲海が見られることも。

摩周湖カムイテラスについての詳細はこちらをご覧ください。

川湯温泉

画像引用元:川湯温泉|【公式】北海道の観光・旅行情報サイト

神の子池と同じく阿寒摩周国立公園に位置する川湯温泉は、東に摩周湖・西に屈斜路湖を望む、大自然に囲まれた温泉街です。神の子池からは車で35分ほど。屋根付きの足湯もあり、優れた殺菌効果のある硫黄泉を楽しむことができます。

川湯温泉に関する詳しい情報は摩周湖観光協会公式サイトをご覧ください。

硫黄山

硫黄山

画像引用元:硫黄山|川湯ビジターセンター

川湯温泉の源である硫黄山は「アトサプヌリ」とも呼ばれています。「アトサプヌリ」とはアイヌ語で「裸の山」という意味。

噴気孔を目の前で観察できるのは、硫黄山の魅力です。硫黄の匂いと噴煙が立ち上がる音、五感いっぱいに地球の息遣いを感じることができるでしょう。

川湯パーク牧場

川湯パーク牧場

画像引用元:川湯パーク牧場|弟子屈なび

川湯パーク牧場では「摩周湖ホーストレッキング」を楽しめます。馬と息を合わせて摩周湖を目指すという、ここでしかできない体験が魅力です。

【川湯パーク牧場の基本情報】

所在地川上郡弟子屈町川湯硫黄山入口
お問い合わせ015-483-2723
営業時間9:00~15:00
休館日不定休
公式サイトhttps://www.instagram.com/kawayu_park_ranch/

屈斜路湖 砂湯

画像引用元:屈斜路湖 砂場|弟子屈なび

神の子池から車で1時間ほどにある屈斜路湖は日本最大のカルデラ湖です。屈斜路湖 砂湯からは、少し掘るだけで温泉がしみ出してきます。

日本最大のカルデラ湖を眺めながら、自作の足湯に浸かれるのはまさにここだけ。冬にはオオハクチョウが飛来します。

まとめ

摩周湖の伏流水が湧き出し、いつ見ても変わらない青さをたたえている神の子池。そんな神の子池の神秘的な美しさには、道東の自然が詰まってると言ってもよいでしょう。

神の子池周辺にも、大自然を満喫できるスポットがたくさんあります。道東を観光する際は、神の子池とあわせてぜひ足を運んでみてください。あなたの心に残る、素敵な旅の思い出ができますように。

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