釧路のザンギの名店7選!発祥やからあげとの違いも解説!

釧路のザンギの名店7選!発祥やからあげとの違いも解説!

北海道にはさまざまなグルメがありますが、なかでも「ザンギ」はソウルフードとして親しまれています。

ザンギの発祥は釧路市であり、地域周辺にはザンギが楽しめる名店が多く存在します。

甘辛いタレに漬け込まれたザンギは味わい深く、噛むたびに素材の旨味が口のなかいっぱいに広がります。

ジューシーで食欲そそる香りが漂う1度食べたら病みつきになること間違いなしのザンギを味わえる名店を紹介するので、釧路観光を考えている方は参考にしてください!

ザンギとは?唐揚げとの違いを紹介

ザンギとは、甘辛い特徴的なタレに漬け込んで揚げる料理のことです。

農林水産省が公開するページでは、以下のように回答されていました。

“北海道では鶏の唐揚げのことを「ザンギ」と呼ぶ。「ザンギ」は一般的な鶏の唐揚と比べ味付けが濃いのが特徴。揚げる前に鶏肉を醤油ベースの甘辛いタレに漬けこんでつくられる。骨付き「ザンギ」と骨なし「ザンギ」の2種類あるが、道内では骨なし「ザンギ」を取り扱う店舗の方が多い。

引用元:農林水産省(うちの郷土料理)

見た目を比較すると、以下のとおりです。

こちらは、ザンギの画像です。
画像引用元:PhotoAC

こちらは、ザンギの画像です。

唐揚げというよりは、竜田揚げに近い見た目です。

事前に醤油ベースのタレにつけているため、よりカラっと揚がっている印象です。

画像引用元:PhotoAC

こちらは、一般的な唐揚げの画像になります。

見た目だけで比較すると、ザンギのほうが食べ応えがありそうですね!

また、通常の唐揚げはしっとりしているのに対し、ザンギはカラっとしています。

とはいえ、唐揚げも作り方によっては、タレに漬け込んで揚げることもあります。

そのため、明確な違いはありませんが、定義づけるなら以下のとおりです。

【ザンギの定義】

  • 醤油ベースの濃いタレに漬け込んで揚げる
  • 唐揚げよりも味が濃い

味の濃さや使用する衣の違いで、分類することも多いようです。

ザンギに関するよくある質問

ザンギの名店を紹介する前に、よくある質問にいくつか回答します。

【ザンギに関するよくある質問】

  • ザンギとフライドチキンの違いは?
  • ザンギの発祥は釧路?
  • ザンタレの発祥は釧路?

気になる方は、名店に訪れる前に参考にしてください。

ザンギとフライドチキンの違いは?

ザンギとフライドチキンの違いは、唐揚げ同様に下味と揚げ方に違いがあります。
いずれも下味をつけて揚げる料理ですが、以下のように異なります。

【ザンギとフライドチキンの下味の違い】
ザンギ:醤油ベースの甘辛ダレ
フライドチキン:ニンニクやショウガなど

また、ザンギは片栗粉や薄力粉をまぶして揚げることに対し、フライドチキンは、卵や牛乳と薄力粉を混ぜ合わせた「バッター液」につけて揚げます。
そのため、フライドチキンは唐揚げよりも明確な違いがあると言えるでしょう。

ザンギの発祥は釧路?

道内で親しまれているザンギは、前述したとおり釧路が発祥です。
農林水産省のページでは、以下のように回答されています。

“「ザンギ」は、昭和30年ごろに釧路市の末広歓楽街に店を構えていた鶏料理店が、鶏一羽をぶつ切りにして唐揚げにしたのがはじまりといわれている。
引用元:農林水産省(うちの郷土料理)

そのため、本場のザンギを食べたい場合は、釧路観光をすることをおすすめします。
また、この後紹介する名店では、ザンギ発祥のお店も紹介するので合わせてチェックしてください。

釧路で楽しめるザンギの名店一覧

釧路は、ザンギ発祥ということもあって、名店が多く存在します。
今回は、名店の中でもザンギ発祥のお店や、ザンタレ発祥のお店など、特におすすめできる店舗を紹介します。

【釧路で楽しめるザンギの名店】
ザンギの発祥「鳥松」
ザンタレ発祥の名店「南蛮酊」
4年連続金賞受賞「釧路 居酒屋さかまる」
パンチが効いたザンタレが楽しめる「くし炉 あぶり家」
釧路でテイクアウトするなら「ヤムヤム」
釧路駅から徒歩二分!「居酒屋 大ちゃん」
ラム肉ザンギを楽しむなら「むらかみ食堂」

アクセス情報や価格帯などをまとめたので、参考にしてください。

ザンギの発祥「鳥松」

鳥松
画像引用元:鳥松公式Googleアカウント

釧路で最も有名といっても過言ではない、ザンギの名店「鳥松」。
ザンギの歴史は、この鳥松から始まりました。

ザンギ発祥の地であり、1羽の鶏をぶつ切りにして、ショウガや塩などの醤油ベースのタレにつけて揚げています。
ぶつ切りにして提供しているからか、モモ肉やむね肉、手羽先などさまざまな部位のザンギが楽しめることも、鳥松の特徴の一つ。

鳥松公式
画像引用元:鳥松公式Googleアカウント

特製のタレに漬け込んで揚がったザンギは、外はパリっと中はしっとりしています。
ザンギだけでももちろんおいしいですが、一緒についてくる中濃ソースベースの秘伝ダレにつけて食べると、また違った味わいを堪能できます。

そんな鳥松のザンギは、1個580円から注文できます。
お持ち帰り用の「持ち帰りザンギ」は2人前から注文でき1,180円で購入できます。

どこか懐かしさを感じさせる店内で揚げたてのザンギを堪能するもよし、骨ありと骨なしを食べ比べるもよしです。

【鳥松の基本情報】

所在地北海道釧路市栄町3丁目1−1
営業時間17:00~0:30
定休日日曜日
お問い合わせ0154-22-9761
立地釧路駅より徒歩10分

ザンタレ発祥の名店「南蛮酊」

南蛮酊
画像引用元:南蛮酊食べログ

釧路市街から車で20分ほどの場所にある、南蛮酊はあのザンタレ発祥の地です。ザンギに甘酢ベースのタレがかかった、ザンタレ定食はもっとも人気です。

南蛮酊 ザンギ
画像引用元:南蛮酊食べログ

そして、このザンギのボリューム。
1個当たり非常に大きく、8~10個ほどのっています。

ザンタレは単品で1,200円で、定食にする場合は+350円で変更可能です。
ボリュームが多い人向けに、640円のハーフサイズもあるので、小食の人でも安心して注文できます!

ボリューム満点ですが、サクサクしっとりとした食感とジューシーな肉汁がクセになりペロリと食べられる味わいです。
歩き回って疲れた体にはボリュームたっぷりのザンギでエネルギーチャージがおすすめです。

【南蛮酊の基本情報】

所在地北海道釧路郡釧路町遠矢1丁目39−39
営業時間水・木・金:11:00~19:99土・日:11:00~20:00
定休日月曜日・火曜日
お問い合わせ0154-40-3117
立地JR釧網本線遠矢駅から徒歩3分

4年連続金賞受賞「釧路 居酒屋さかまる」

画像引用元:釧路 居酒屋さかまる食べログ

釧路駅から徒歩10分程度の場所にある、居酒屋さかまる。
居酒屋として人気があるさかまるは、ザンギが有名です。

なんと、日本唐揚協会のからあげグランプリでは、4年連続金賞を受賞しています。

居酒屋さかまる
画像引用元:釧路 居酒屋さかまる

醤油ベースの特製ダレに漬け込んだザンギは、非常に食べ応えがあります。
また、楽天やYahoo!ショッピングなどの通販サイトでは、調理用のザンギも販売されています。
お店の味を自宅でも堪能できるので、おすすめです。

ザンギはもちろん釧路のおいしいが堪能できるので、ご当地ならではのものを存分に味わいたい方にぴったりです。
お酒との相性がバッチリのメニューも多数なので、お酒好きにはたまりません。

釧路に訪れて、少し酔いどれて見たい人は、ぜひ来店してみてください!

【釧路 居酒屋さかまるの基本情報】

所在地北海道釧路市栄町4丁目2
営業時間17:30~23:00
定休日日曜日
お問い合わせ0154-64-1086
立地釧路駅より徒歩10分

パンチが効いたザンタレが楽しめる「くし炉 あぶり家」

くし炉 あぶり家公式サイト
画像引用元:くし炉 あぶり家公式サイト

釧路駅北大通の居酒屋街にある、くし炉あぶり家。
ザンギ以外にも、居酒屋メニューが充実しており、北海道の海鮮を使った炉端焼きが有名です。
また、ザンギは「炙りザンタレ」が有名で、食べ応えがあるザンギには、山わさびの風味が感じられるパンチがあるタレがかかっています。

くし炉 あぶり家公式サイト

山わさびのしびれるような辛さとほのかな甘さはザンギとの相性抜群。
一味違ったザンギを楽しみたい方におすすめです。

知る人ぞ知るザンギの名店なので、釧路観光に訪れた際は、ぜひ足を運んでみてください。

【くし炉 あぶり家の基本情報】

所在地北海道釧路市末広町5丁目6
営業時間16:30~23:00
定休日なし
お問い合わせ0154-22-7777
立地釧路駅より徒歩10分

釧路でテイクアウトするなら「ヤムヤム 釧路昭和店」

ヤムヤム釧路昭和店
画像引用元:ヤムヤム釧路昭和店食べログ

画像引用元:ヤムヤム釧路昭和店食べログ

「今日はホテルでゆっくりしたい」「外食じゃなくゆっくり食べたい」という人におすすめしたいザンギが、ヤムヤムです。
釧路だけではなく、札幌などに店舗展開をするザンギ弁当のチェーン店で、さまざまなザンギが堪能できます。

地元民からも愛されるお弁当屋さんが作るザンギ弁当は、ボリュームに定評があります。

ヤムヤム
画像引用元:ヤムヤム釧路昭和店食べログ

蓋が閉まらないほど、たっぷり詰め込まれたザンギは、見ただけで食欲をそそります。
がっつり食べたいときや、ザンギを心行くまで堪能したい人におすすめな店舗です。

料金は店舗によって異なりますが、釧路昭和店は税込み630円です。

大満足のボリュームでありながらリーズナブルなので、おいしさもコスパもこだわりたい方にもってこいです。

【ヤムヤムの基本情報】

所在地北海道釧路市昭和中央3丁目1−2
営業時間11:00~14:00、16:00~20:00
定休日なし
お問い合わせ0154-65-8686
立地釧路駅より車で20分程度

釧路駅から徒歩二分!「居酒屋 大ちゃん」

居酒屋大ちゃん
画像引用元:居酒屋大ちゃん食べログ

釧路駅北口から出てすぐの場所にある、居酒屋大ちゃん。
地元民にも愛されるこちらの店舗では、しょうがベース・にんにくベースの2種類のザンギを楽しめます。

居酒屋大ちゃん ザンギ
画像引用元:居酒屋大ちゃん食べログ

どちらも楽しみたい人のために、ハーフ&ハーフも用意されています。
濃いめの味付けが食欲をそそるので、釧路に訪れた際はぜひ来店してみてください。

特製ザンギは600円とリーズナブルで、お持ち帰りも可能です。

お酒を飲む人だけが入店可能なので、しっかりとした味つけが魅力のザンギとお酒を楽しみたい方におすすめです。

【居酒屋 大ちゃんの基本情報】

所在地北海道釧路市若松町1−31
営業時間18:00~23:00
定休日日曜日
お問い合わせ0154-25-7725
立地釧路駅より徒歩1分

ラム肉ザンギを楽しむなら「むらかみ食堂」

むらかみ食堂
画像引用元:むらかみ食堂食べログ

少し違ったザンギを楽しみたいなら、むらかみ食堂がおすすめです。
むらかみ食堂は、ラム肉を使ったザンギが人気があります。

むらかみ食堂 ザンギ
画像引用元:むらかみ食堂食べログ

北海道でラム肉と聞くと、ジンギスカンを想像する人も多いと思います。
むらかみ食堂では、ジンギスカン用のお肉をザンギにしており、ラム肉独特の香りを堪能できる一品になっています。

濃い味付けなので、お酒との相性も抜群です。
また訪れたいと感じる居心地がよいお店を探している方にもぴったりです。

【むらかみ食堂の基本情報】

所在地北海道釧路市黒金町14丁目9−1
営業時間17:00~21:30
定休日なし
お問い合わせ0154-23-7721
立地釧路駅出口から徒歩1分

ザンギを自宅でも楽しむならふるさと納税がおすすめ!

なかなか北海道観光・釧路観光に行けない場合は、ザンギを家で楽しむことも一つの方法です。
その際、普通に購入するのも良いですが、ふるさと納税をするとお得に購入できます!

また、ふるさと納税でしか頼めないようなザンギもあるため、それぞれ紹介します。

【自宅で楽しめるおすすめザンギ】
そばの実ザンギ
エゾ鹿肉 スティックザンギ

今すぐにでもザンギを食べたい人は、要チェックです!

そばの実ザンギ

ふるさとチョイス ソバの実ザンギ
画像引用元:ふるさとチョイス

中標津町へのふるさと納税の返礼品でもらえる、そばの実ザンギ。
通常のザンギに、そばの実がかかっていることが特徴です。

中標津の武佐岳にある上原農場でとれたそばの実が、おしみなくザンギにかけられており、香ばしいそばの香りが食欲をそそります。
レンジで簡単に調理でき、少し変わった風味のザンギを楽しみたい人におすすめな商品です。

エゾ鹿肉 スティックザンギ

ふるさとチョイス エゾシカ
画像引用元:ふるさとチョイス

ザンギは、鶏肉だけではありません。
北海道を堪能したいなら、ジビエのザンギもおすすめです。

こちらも中標津町にふるさと納税することで、返礼品として受け取れます。
エゾシカは、低脂質高たんぱく、低カロリーで、道民を中心に愛されている食材です。

エゾ鹿肉スティックザンギは、シカ肉を醤油ダレに漬け込み、上原農場でとれたそばの実をふんだんにかけて、カラっと揚げられています。
そばの風味とザンギ特有のワイルドな風味がマッチして、通常のザンギでは楽しめない味わいを堪能できる一品です。

まとめ

ザンギは、道内で親しまれるソウルフードの一つ。
唐揚げとの明確な違いは下味にあり、味の濃さが特徴的です。
釧路では、ザンギの名店が多く存在し、発祥のお店もあります。
釧路観光にいった際は、ぜひ訪れてみてください!

また、家でザンギを楽しみたいならふるさと納税をすることも一つの方法です。
おいしいザンギを楽しみつつ、住民税の控除を受けられるので、メリットも多いです。

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